加藤木工は木工製品を生業としています。木工製品には木材が必要です。木材のもととなる森林は日本の国土の約66%です。未来にも森林を残しつつ木材を利用していくため、木育による森林保護に協力します。
森林率
日本の国土面積はおよそ3,780万ha(ヘクタール)※1です。そのうち2,505万ha(ヘクタール)※1が森林です。国土面積における森林面積の割合を森林率と言います。日本の森林率は約66%で、世界の森林率の平均は約30%です。
※1 林野庁 平成30年度 森林・林業白書 国民経済及び森林資源 1林業関係基本指標
日本の森林率は2000年から、ほぼ増減なく維持されています。維持には林野庁ならびに林業に携わる方々の努力の賜物と感じております。
木育
木育は子どもから大人までを対象に、木材や木製品との触れ合いを通じて木材への親しみや木の文化への理解を深めて、木材の良さや利用の意義を学ぶための教育活動とされています。また国産木材の利用意義を拡めること国民運動の一環ともされています。
加藤木工の木育活動
加藤木工では、ブランド「もっこだ〜の」を設立し、木育を通じてお子さんの感性豊かな心の発達を支えます。
主な活動は生活への木工製品利用の拡大への貢献と、自然(森林)との共生の文化を理解・共感できる木育関連書籍読み聞かせと木工ワークショップを開催します。
0歳児のお子さんから玩具や離乳食用カトラリー(スプーンやフォークなど)をお使い頂くことで、木工製品の良さをお伝えできればと検討を始めています。
また、木育関連書籍の読み聞かせを行うことで、日本が森林によって大雨の災害が防がれていることや、飲料水に恵まれていることの恩恵についてお伝えできればと考えています。
目指すべき事柄
加藤木工が利用している資材としての木材は、一朝一夕にできあがるものではありません。
木育関連書籍読み聞かせの中には、苗木から成木に育てるには10年掛かることを説明するものがあります。また、森林が伐採されて木材になっなるまでにも乾燥期間で2〜3年間を要します。
加藤木工では木育を通じて、多くの林業の方々と長い年月を経て成り立っていることに、共生文化の理解と共感、恵みへの感謝とを伝えて参ります。
コメント